東京支社 エージェント/ディビジョンマネージャー

江川 竜太

熱がこもる面接官の声と表情に、仕事への誇りを感じた。

-早速ですが、就職活動当時のお話をお伺いできますか?

江川 少し特殊というか、タイミングが悪いというか、まさにリーマンショック直撃の世代だったので参考になるかはわかりませんが(笑)。実は当時、別の会社から内定をもらっていたのですが、入社1週間前に不況の煽りで内定取り消しになってしまったんです。

-それはなかなか厳しいですね…。

江川 そこで急いでハローワークに行って、色々な会社の求人を漁りました。状況が状況なので私も焦っていたのですが、担当窓口の方がすごく親身になってくださったのがありがたかったですね。そこで出会ったのが当社というわけです。

-他の求人もある中で、なぜメディカル・プリンシプル社が目に留まったのでしょうか?

江川 窓口の方が「私みたいなことをする仕事だよ」と一言おっしゃったんです。その方にすごく助けられている実感があったので、この仕事なら私も同じように誰かの役に立てるんじゃないかと思いました。

-それまで知らなかった業界や会社で、不安はありませんでしたか?

江川 実は、そんなにありませんでしたね。そのまま就職できない方が不安でしたし、悩む間もない勢いで選考を進めてもらえたので。応募した4日後には東京で最終選考を受けていました。それだけスピーディーに進むのは評価してもらえているということかなとも感じました。面接を受けた印象が良かったのも大きかったかもしれません。

-面接の印象が良かったというのは、面接官の人柄が良かったということでしょうか?

江川 そうですね。副支社長とマネージャーが面接してくれたのですが、そのクラスの方でもきちんと学生の私目線に立って、分かりやすいように話をしてくれたのが好印象でした。しかも、年齢が確か30手前くらいだったので「こんなに若いうちから重要なポジションを任せてもらえるんだ」と感じて、それもプラスに働いたと思います。

-入社の最後の決め手を一言で言うと何でしょうか?

江川 やはり社員の人柄でしょうか。先程の話に加えて、面接中盤から「ウチの仕事は楽しいけど楽ではないよ」と何度か念を押されました。不安に感じる人もいるかもしれませんが、私の場合は逆に安心したんです。説明会でも面接でも自社のいいポイントばかりを推してくる会社が多かった中で、きちんとネガティブな部分も話してくれるこの会社は信頼できるなと。

-確かに、等身大で話してもらえる方が信頼できる気がしますね。

江川 しかも、よくよく話を聞いてみると、ただ苦しいわけではなくて、相手のために役に立ちたいと思うと、どこまでもついつい仕事にのめり込んでしまうという話でした。それってやりがいが大きいということですし、むしろプラスだと感じましたね。その話をしている面接官の声や表情にも熱がこもっていたので、それだけ仕事に誇りと情熱を持って向き合えるなら間違いないだろうということで入社を決めました。

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組織経営の目線でのコンサルティングが求められる。それが医療機関営業。

-入社後についてもお伺いしたいのですが、今はどんなお仕事を担当されているのでしょうか?

江川 医療機関から求人案件を獲得する仕事ですね。当社の営業職の仕事は大きく分けると2パターンあります。一方は、求職者である医師に対して、転職の支援やアルバイト求人の紹介をする仕事。私が担当しているのはもう一方で、医療機関から「こういうスキルのある何科の医師をいつまでに何名募集したい」といった求人をいただく事です。

-相手が医師ではなく医療機関だからこそのやりがいや難しさはあるのでしょうか?

江川 コンサルティングに近い領域にまで踏み込む部分でしょうか。医師に対してもキャリアコンサルティングの観点で、ただ求人を紹介するだけでなくこちらからご提案をすることはあります。私も今の部署に異動するまではずっと対医師の仕事をしていたので、そちらの難しさも理解しているつもりです。ただ、法人営業となると、コンサルの対象が医療機関という“組織”ですから経営目線が必要になります。どういう医師を採用したら、その医療機関の経営はどう変わるのか。また、経営計画から逆算したときに、いつまでにどんな医師が何名程度必要なのか。そういった組織経営の視点が求められる難しさはありますが、その分、影響力もやりがいも非常に大きいですね。

-お話のように、難易度もやりがいも大きそうな仕事ですね。特にやりがいを感じた案件はありますか?

江川 とある市の案件ですね。これは医療機関に対してというよりも、市に対してのプロジェクトになりますが、難しさもやりがいも得られた経験値も群を抜いていると思います。

-詳しくお伺いできますか?

江川 概要としては、医師が少なくて困っている市に医師をもっと増やすというプロジェクトです。本来、そうした医師の募集や異動などの人事は都道府県が担当しているのですが、この市の場合は工業地帯で財政に余裕があったり、元々県の上層部にいた方が市の方に異動してきたりと様々な要因が重なって、市として医師確保のために動けることになったんです。これは恐らく全国でも初めてのことではないかと思っています。そのパートナーとしてお声がけをいただいたのが始まりですね。

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市区町村として全国初の取り組みを必ず成功させ、各地へと拡げていく。

-このプロジェクトの話をいただいてから、どのように進めていったのでしょうか?

江川 まずは現地に通いました。それまで、その市のことを全く知らなかったもので(笑)。市の会議にも参加させていただいたり、地元の関係者の方とも話をしたりする中で、段々と市の特徴を掴んでいきました。その上で、やっぱり工場が多いというのは一番の特徴ですし、ここを起点に考えようと思ったんです。

-工場が多いからこその誘致策ですか。恥ずかしながら思いつかないのですが、どんな提案をされたのでしょうか。

江川 結論から言うと、産業医資格を取得するための研修会をここで開きましょうというものです。少し前に企業のストレスチェックのルールが厳しくなったこともあり、産業医のニーズが高まっていたんです。工場が多いこの市は特にその傾向が顕著でした。一方で、産業医の資格を得るための研修は全国でも限られた場所でしか受けられない。だったら、ここでやりましょうと提案しました。

-素朴な疑問なのですが、そんなに簡単に開けるものなのでしょうか?

江川 もちろん、簡単ではありませんでした。開いたとして、本当に参加していただけるのか。そうした声にも答えられるよう、月1回の参加、しかも土日のみで約半年通えば資格が取れるようプログラムも工夫しました。医師会や市職員と何度も議論を重ねて、ようやく2020年9月に初回開催を迎えることができたんです。

-無事研修会を立ち上げられたのですね。

江川 ただ、これはゴールではなくスタートに過ぎません。あくまで目標は市に勤務する医師を増やすこと。そのために、研修会に参加した医師がそのまま市で働いてくださるよう様々な施策を考えているところです。

-どんな施策を考えているのでしょうか?

江川 例えば、金銭的な支援ですね。市には予算があっても、病院としては出せる金額に限りがあります。そこで市議会に掛け合って、「市に転職してきて、数年にわたって市内で勤務してくださる医師に対して、例えば年収の半分ほどの補助金を支援金として支給しましょう」と提案しました。これはこの間議会を通ったので、近いうちに実現するはずです。他にも、心臓系のオペで全国的にも有名なクリニックがあるので、そこで勉強したい若手医師を集める勉強会を企画したりと、色々検討中です。

-なるほど。そうした施策を打ち続けながら、将来的に目指したい姿はありますか?

江川 まずは市に医師を増やす。当然、それは実現したいと思っています。すでに研修に参加した医師からここの市で働きたいという声をいくつかいただいているので、この流れを確立させて、医師不足を解決するのが直近の目標です。次に、このモデルを他の都道府県にも横展開していきたいですね。各自治体でこうした取り組みを行うことができれば、日本全国の医師不足問題の解決に貢献できる。自分の仕事が日本の医療を前進させることができるなら、こんなに素晴らしいことはないですよね。

タイムテーブル

10:00

フレックスタイム制で出社 メールチェック

11:00

社内ミーティングにて本日の動き確認

12:00

昼休憩

13:00

医療機関や県庁、市職員とオンライン会議

17:00

セクションメンバーと1日の振り返りミーティング

18:00

翌日の訪問準備

18:20

残務処理

19:45

退社

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