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より良い医療の実現を目指して。

メディカル・プリンシプル社が誕生したのは1997年、その2年前に発生した阪神・淡路大震災に原点があります。震災直後の被災現場には、多くの医療従事者が全身全霊で命に向き合う姿がありました。創業者である井川幸広(現・メディカル・プリンシプル社会長)は、その尊さに心を強く動かされながらも、思っていたより日本の医療従事者の姿が少なく、海外からの医療ボランティアが目立つ風景に違和感を覚えました。実は、当時の日本の医療制度では、医師が災害現場に自由に駆けつけることは容易ではありませんでした。業界の慣習や制約により、人を治療し助けるべき医師がその本分を全うできない。そのような現状を変革し、医療の原理原則に立ち返ることはできないか。創業の礎となった強い想いはメディカル(医療の)・プリンシプル(原理)という社名に込められました。

メディカル・プリンシプル社の創業時の想いを体現するものは、社名だけではありません。
当社は、「ドクターの生涯価値の向上」と「医療機関の価値創造への貢献」を企業理念として掲げており、当社の事業はすべて、この理念に基づいて展開してきたものです。
コア事業である医療従事者の人材紹介や転職支援は、医療の現場を支え、医師と医療機関の双方へ貢献するものとして継続してきました。1999年創刊の月刊ヒューマンドキュメント誌「DOCTOR’S MAGAZINE」や、2002年開始の病院合同説明会「レジナビフェア」も同様に、医療現場の声に耳を傾けて作り上げてきたものです。特に「レジナビフェア」は、医学生・研修医向けの就職支援サービスが存在しなかった当時、業界初の試みとして実施したのが始まりでしたが、数年かけて日本最大規模の就職フェアへと成長しました。2020年、コロナ禍の危機においてはオンライン化にも挑戦し、日々、全国の医療機関の情報発信を手助けしています。
医師と医療機関と向き合い、パートナーとして伴走し続ける。常にアンテナを張り、時代の要請に応え得るサービスを創り出す。それこそが、医療の原理原則を実現するためのサポートであると考えています。

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どれだけ時代が流れ、社会が変わろうとも、揺らぐことがない企業理念。
そして「医療をより良く変えていきたい」という想い。
社会の変化は成長のチャンスであると捉え、当社では、例えば、C&Rグループの各企業と連携しながら、AIを用いた医療機関の業務効率化や、ドローンによる遠隔地への医療提供、VRでの医療教育など、最先端の知見や技術を取り入れ、新しい医療の実現に向けて様々な挑戦を続けています。さらには、この挑戦を日本国内に留めることなく、世界への展開も構想中です。
これらの新たな一歩を実際に進めていくのは社員です。医師が何に困っているのか、医療現場で何が求められているのか。最先端のニーズはいつも現場にあり、それを日々肌身で感じているのはエージェントをはじめとした社員一人ひとり。全社員に対して新規事業の企画を募集した時には、200近いアイデアが寄せられました。理念の実現に向けて新たな挑戦をしようという仲間がこれほど多く存在することが、当社の一番の強みだと思っています。
当社のこうした理念や社風に共感し、「業界をも変えていく挑戦をしてみたい」という熱い想いを持つ方と一緒に働ける日を心から楽しみにしています。

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株式会社メディカル・プリンシプル社

代表取締役社長

由良 芳從

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